共謀罪TV(ティーブイ)
民主党共謀罪修正案
民主党は共謀罪修正案を衆議院法務委員会へ提出している。与党案との違いは、「国際的な犯罪」で、なおかつ「最高刑が禁固・懲役5年を超える犯罪」の共謀が対象とされていることなどだ。
これにより、政府や警察、検察が共謀罪を濫用し、国民の権利が侵害される可能性は小さくなる。ただし、共謀罪がある限り、濫用のおそれはなくならないし、将来、それを許す法改正が行われない保証もない。
そもそも、共謀罪は、「国際組織犯罪防止条約」(2003年9月発効)により制定が求められているとされるが、その条約の解釈も与党と野党で食い違う。しかも、国連で同条約が審議されていたとき、法務省は「共謀罪は日本の法体系にそぐわない」と意見表明していた。
2006年5月12日、国会内外で集会が開かれ、平岡秀夫民主党衆議院議員(法務委員会所属)と海渡雄一(かいど・ゆういち)弁護士が、民主党共謀罪修正案について語った。
撮影は清水直子氏(フリーライター)、編集は筆者。
民主党共謀罪修正案 2分36秒 『Windows Media Player』用
民主党共謀罪修正案 2分36秒 『Quick Time』用
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