『アクセス・ジャーナル』の挑戦
筆者とは10年以上ものつき合いになる山岡俊介氏(ジャーナリスト・写真)が、『ストレイ・ドッグ』というブログをはじめたのが、2004年10月9日。
当時、山岡氏は「自分が持つ政官財界に関するきわどい(名誉毀損で訴えられるかもしれない)ネタを掲載してくれる雑誌がほとんどない」と悩む一方、自身が編集長を務める無料メールマガジン『東京アウトローズ』が好評を博し、読者が1万人を目指す勢いだった。
山岡氏は『東京アウトローズ』から独立し、自力で、メールマガジンを配信するか、ホームページを開設するかしたいと考えていた。筆者が相談を持ちかけられたので、更新が簡単かつ流行りそうなブログを勧めた。
こうしてはじめられた『ストレイ・ドッグ』は、当初から読者が数千人もいる人気ブログであった。2005年7月3日、山岡氏の自宅マンションが何者かに放火されると〔既報〈第2次記者クラブ訴訟(10)山岡俊介氏(ジャーナリスト)の受難〉参照〕、1万アクセスを超える日々が続き、定着した。
2006年1月、ライブドアが東京地方検察庁特別捜査部から強制捜査を受けると、またしてもアクセスが跳ね上がり、3万~4万/1日となった。
同年5月8日、『ストレイ・ドッグ』は『アクセス・ジャーナル』という有料ブログへ生まれ変わった。山岡氏は自分のジャーナリズムを貫徹するため、ブログで生計をたてていく道を模索しはじめたのだ。
───現在、有料読者は何人ぐらいいますか。
山岡氏 500人強ぐらいです。
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