共謀罪TV(ティーブイ)
10回目の共謀罪国会
第165回臨時国会で安倍晋三衆議院議員(自民党)が第90代首相に指名された2006年9月26日。参議院議員会館会議室では、野党国会議員や弁護士、市民など、約130名が参加し、「共謀罪の新設に反対する市民と表現者の院内集会」が開かれた。
保坂展人衆議院議員(社民党)は「『国際組織犯罪防止条約』を批准するため、日本のような、刑法体系を根底から覆す、共謀罪をつくった国はどこにもない。共謀罪法案は廃案しかない」などと述べた。
松岡徹参議院議員(民主党)は「安倍内閣は共謀罪法案の成立を最優先課題としている。戦前の治安維持法のような共謀罪法案を廃案に追い込む闘いは終わっていない」などと述べた。
共謀罪法案は第156回通常国会へ提出(2003年3月11日)されたものの、反対が根強く、通算9回、成立しないまま、今国会へ持ち越されている。
撮影と編集は西村仁美氏(ルポライター)。
10回目の共謀罪国会 1分06秒 『Windows Media Player』用
10回目の共謀罪国会 1分06秒 『Quick Time』用
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