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2006年10月15日 (日)

「共謀罪TV(ティーブイ)」の舞台裏がのぞけるイベント

 現在、第165回臨時国会が開かれており、いつ共謀罪法案(継続審議中)が衆議院法務委員会で審議されるのか、注目されている。

 そうなれば、本ブログで人気が高い「共謀罪TV(ティーブイ)」も、連日連夜、マスメディアが報道しない関連情報を伝えていくつもりだ。

 ときあたかも2006年10月17日19時から、飯田橋セントラルプラザ(東京都新宿区神楽河岸1-1)10階で、「共謀罪TV(ティーブイ)」制作スタッフらによるシンポジウムが開かれる(主催は「ビデオアクト」)。「共謀罪TV(ティーブイ)」作品をいくつか上映しつつ、スタッフらが解説。会場からの質問にも答える。

 パネリストは、岩本太郎氏(フリーランスライター)、西村仁美氏(ルポライター)、朴哲鉉(パク・チョルヒョン)氏(『オーマイニュース』記者)、林克明氏(ジャーナリスト)、三宅勝久氏(同)、筆者。

 参加費500円さえ支払えば、誰でも参加できるので、大勢が集まり、「共謀罪TV(ティーブイ)」に意見や要望を述べてほしい。

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2006年10月 6日 (金)

共謀罪TV(ティーブイ)
共謀罪と警察

 2006年10月3日、星陵会館(東京都千代田区)で「さらば!共謀罪 10・3集会」が開かれ、平岡秀夫民主党衆議院議員(法務委員会所属)が「共謀罪をつくらなければいけないというスタート地点が間違っていた」、鎌田慧氏(ルポライター)が「共謀罪は、裏ガネをつくっている警察ではなく、無実の市民を取り締まるもの」、大内顕氏(元警視庁会計担当職員)が「今の警察に共謀罪を運用させるわけにはいかない」と訴えた。

 星陵会館玄関付近には、私服公安警察官10名以上が立ち並び、200名を超える参加者をチェックしていた。こういう警察国家を予見させる活動こそ、どんどん市民を共謀罪反対へ向かわせているのに、なんともご苦労なことである。

 撮影と編集は西村仁美氏(ルポライター)。

 共謀罪と警察 2分26秒 『Windows Media Player』

 共謀罪と警察 2分26秒 『Quick Time』

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2006年10月 3日 (火)

共謀罪TV(ティーブイ)
ビラも配れる国へ

Flash20061003  2006年10月1日、女子大生ら約10名が東京・渋谷駅周辺でパンクミュージックにのせて、「共謀罪反対」を訴えるビラを配布した。

 従前、警視庁警察官らはビラ配りを妨害したうえ、報道関係者の体やカメラを押さえたりした〔既報〈共謀罪TV(ティーブイ)自由にビラも配布できない国〉〈共謀罪TV(ティーブイ)またしても警視庁が共謀罪反対運動を弾圧〉参照〕。

 その蛮行が、小谷洋之(こたに・ひろゆき)氏(ジャーナリスト)により、『FLASH』(光文社)2006年9月19日号で報道されたため(写真)、今回、警察官らはいっさい口も手も出さなかった。

 警察官がビラ配りを妨害するなど、越権行為もはなはだしい。戦前、警察官が演説に臨場し、政府批判がはじまると、「弁士中止!」と命令していたのと寸分違わない。

 戦後、そのような非民主的な行為がないよう、日本国憲法が制定されたはずだった。しかし、「美しい国へ」などと言い、憲法を軽視する勢力は、警察までも増長させている。

 当日、ビラは、1時間強で約400枚がはけ、女子大生らは市民の関心の高さに驚いていた。

 ちなみに、上記『FLASH』発売後、同誌編集部に警視庁広報課から「肖像権の侵害だ」という、その増長ぶりが見てとれる抗議があったという。

 撮影と編集は西村仁美氏(ルポライター)。

 ビラも配れる国へ 1分09秒 『Windows Media Player』

 ビラも配れる国へ 1分09秒 『Quick Time』

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