鳥越俊太郎と盗聴法、共謀罪、『オーマイニュース』(10)
鳥越氏のウソと恫喝の実例~Part 4~
1999年、埼玉県警察本部が告訴状を提出されていながら、きちんと捜査しなかったため、女子大生がストーカーに殺されるという「桶川ストーカー殺人事件」が発生した。
2000年、『ザ・スクープ』は「桶川ストーカー殺人事件」を重点的に取り上げている。
同年11月13日、鳥越俊太郎氏は舩川輝樹(ふなかわ・てるき)氏(当時、『FRIDAY』編集者)の電話取材に対し、こう偉ぶった。
舩川氏 じゃあ、先ほど、番組……。
鳥越氏 バカにするな、オマエは。
舩川氏 バカにしてません。だから、私たち、何回も何回も、こういうこときいてんですもん、だって。
鳥越氏 オタクらねえ、そんな、警察にね、妨害されたぐらいでね、(オレが)ヘコヘコするか。こないだ、桶川(ストーカー殺人)事件の(番組を)やったの誰や?
舩川氏 それ知ってますよ。だから、きいてるんですよ。だから、何でね……。
鳥越氏 警察に、そんな、オレはヘコヘコせんよ。
舩川氏 ヘコヘコされない鳥越さんがいる番組で、ですよ……。
鳥越氏 だから、それはチャンスを見て、いちばんいいタイミングで(『ザ・スクープ』スタッフ・山路徹氏が警視庁から尾行されている様子を収めたビデオを)出す(放映する)と言ってるじゃないか。
(以上、音声ファイル)
『ザ・スクープ』が盗聴法に反対する特集を放映したのが1999年6月5日。山路氏が警視庁から尾行されたのが、その数週間後。盗聴法が国会で成立したのが1999年8月12日。
ビデオを放映する「いちばんいいタイミング」は、盗聴法が成立する以前しかありえない。これは、鳥越氏も自認している。
舩川氏 それは、鳥越さんはどう思われるんですか。そのビデオは放送に値しないものだったんですか。それとも、放送すべきだったんですか。
鳥越氏 さあ、それはねえ。ボクらは、あの、いざやるときは、それ使うと思いますけどね。
舩川氏 やるときは、それ使うと。
鳥越氏 うん、使うと思いますけどね。
舩川氏 要するに、ボクらは、もう、第1には、それ見たかった。それがあのとき出てれば、盗聴法なんてものは成立しなかったかもしれないし……。
鳥越氏 うん。そうそうそう。
舩川氏 のちに(1999年9月以降)、ボロボロ、神奈川県警(の不祥事)だの新潟県警(の不祥事)だの出てくる前にね、(警察の体質に関して)もっと国民が身にしみたんじゃないかと思うわけですよ。
鳥越氏 それは、まあ、オレもそう思うね。
(以上、音声ファイル)
現在、国会で審議されている共謀罪法案は、盗聴法と密接な関係がある。共謀を立証する主要な手段は盗聴だから、もし盗聴法が成立していなければ、共謀罪法案は国会へ提出されていなかったかもしれない。
鳥越氏らがビデオを「いちばんいいタイミング」で放映しなかったこと、それどころか現在に至るまで放映していないことは、報道機関として許されることではない。
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