第2次記者クラブ訴訟(13)
異常な光景
泉あい氏(39歳・写真)がルポライターをはじめたのは2005年1月。自身のブログ『Grip Blog~私が見た事実』だけが発表の場だ。
とはいえ、「記者クラブの表と裏」と題する連載を見てもわかるとおり、がむしゃらに取材対象へ肉薄する姿は、久しく見たことがない、典型的なルポライターである。当然、読者もガンガン増え、反響もドシドシ寄せられた。
2005年8月以降、衆議院議員選挙(同年9月11日投開票)取材をキッカケとして、泉氏は政治家へ肉薄する。福島瑞穂社民党党首に単独インタビューしたり、武部勤自民党幹事長や前原誠司民主党代表とブロガーらとの懇談会へ出席したりして、話題をふりまいた。いくつもの大手メディアが泉氏を記事で取り上げたほどだ。
山岡俊介氏(ジャーナリスト)が「第2次記者クラブ訴訟」で証人として出廷した第5回口頭弁論(2005年7月20日・東京地方裁判所民事第50部)、泉氏は傍聴取材していた。翌日、泉氏は、『Grip Blog~私が見た事実』に〈記者クラブ制度を考える訴訟〉という記事を書いている。
当時、筆者は泉氏と面識がなく、同年11月11日、「アジア記者クラブ」が主催する「『記者クラブ制度』は世界の非常識、情報カルテルだ」と題するシンポジウム(既報〈「記者クラブ問題」最先端事情〉参照)で、初めて声をかけられた。
実は、第5回口頭弁論は開廷が遅れた。『Grip Blog~私が見た事実』記事では、こう描かれている。
《書記官が「もう少しお待ちください」と言ってからしばらくして、裁判官3人が高い所からご入場
黒いマントのような服を生まれてはじめて見ましたが、それに見とれる暇はありません
向かって右側の、まだ若いだろうと見える女性の右の鼻の穴に、ティッシュが刺さっていたからです
そんな姿で公の場に出なくてはならないなんて、同じ女性として同情します
笑ってティッシュの理由を説明することができれば、どんなにか楽だろうに…》
| 固定リンク | トラックバック (0)

![: ニッポンの恥! [別冊宝島Real]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/11gz2HE5fsL.jpg)


